信頼




「お前にまかせるよ、G」
 ジョットが、笑う。
 この、と眉間に刻まれる皺が対照的だ。
「信じているよ」
 ボンゴレは、悪魔と契約している、とは巷の噂で。

 契約、どころか。
 ボンゴレを統べるのは、間違いなく悪魔そのものだ、と。
 その、笑顔に、Gは思う。


「お前の、信じている、は」
 迫り来る敵を、鮮やかに撃破して。
 毒づく。
「面倒くさいこと、全部、俺に押しつける、の意味だろう!」

 託されたアーチェリーの弦が、謳うように鳴る。
 
 それでも。
 彼、でなければならないのだ。

 自分にとっては。


 































とりあえずG+プリに萌えたので落書き